心の病になる前に転職を

こんにちは。転職を何度もしている管理人です。

 

今回は、「心の病になる前に転職を」と題して

私の体験談をお話しさせていただきます。

 

正直なところ隠しておきたい話ではあるのですが、

この記事を読んでくださった方の参考になればと思い、お話しいたします。

 

転職を考えている人も、そうでない人も最後までお付き合いいただければ幸いです。

私の病名

体験談をお話しするにあたり、私がお医者様から言われた病名をお伝えします。

それは、

「適応障害」

です。

 

適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。そういった場合は、カウンセリングを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。

厚生労働省『みんなのメンタルヘルス総合サイト』より

私はこの心の病に、人生で2回かかっています。

 

1度目は最初の会社に勤めて3年目の時、2度目は5社目の会社に勤めて3か月目の時でした。

1度目は5年以上前の出来事ですが、2度目は最近の出来事です。

 

今回の体験談は、「適応障害」になってしまった状況と「適応障害」になった後の転職活動にスポットをあてています。

1度目の適応障害

1度目の適応障害は、新卒で入社した税理士事務所で3年目の頃にかかりました。

 

2年目までは法人や個人事業主の担当として、周りの方に助けてもらいながらも順調に業務をこなしていました。

自分でも成長を感じながら順調に回っていると感じており、これから担当していくお客様のためにさらに頑張っていこうと思っていました。

 

そんな時に、人事異動の辞令がありました。

配属部署は相続税の担当部署でした。

 

相続税の部署は専門部隊ということもあり、担当していたお客様は他の担当者へ引き継ぐこととなりました。

担当していたお客様のために頑張っていこうと思っていた矢先の異動であったので、多少の戸惑いはありましたが、気持ちを切り替えて仕事をしていました。

 

しかし、お客様との関係が上手く築けず、上司との関係も悪く、ストレスの続く毎日でした。

特にお客様との関係では、もともとがすぐに関係を築けるタイプではなく、時間をかけて関係を作る方だったので、以前の部署では毎月顔を合わせることでゆっくりと関係を作っていくことができないことが大きなストレスでした。

 

ストレスを解消することも出来ず、ついには仕事でミスを連発するようになりました。

ミスをしてお客様・上司に怒られる、自信を無くす、自信の無さがまたストレスになる、またミスをする・・・

負の連鎖に陥ってしまい、遂には

 

「いっそ死んでしまおうか・・・」

 

とまで考えていました。

 

そんな私の姿を、妻や友人が見て、心療内科への受診を勧めてくれました。

 

そこで下った診断が「適応障害」でした。

 

上司に報告し、そのまま退職となりました。

 

診断を受けた時は、地獄から解放されるような気持ちとこれからどうなるだろうという不安が同時に襲ってきたような感覚でした。

その後の転職活動について

1社目を退職した際には、転職活動をする余裕もなく、次の就職先は決まっていませんでした。

 

生活もしていかなければならないため、正直困っていました。

 

そんな時に手を差し伸べてくれたのが「転職エージェント」でした。

 

初回の面談で、現在の状況・経歴などを全てお話ししました。

もちろん、1社目の退職理由もお話ししました。

 

エージェントの担当の方は、全てを受け入れてくれた上で、次の転職先を一緒に探してくれました。

 

退職して少し体調も良くなってきたとはいえ、一人で転職先を探すことは不安であったので、本当に助かりました。

転職先についてはすぐに見つかりました。

2度目の適応障害

最初の転職先を3年程勤めた後、いくつかの企業を渡り歩いていました。

 

その中で、とある会社に勤めて3か月程経った頃に、またしても「適応障害」と診断されてしまいました。

 

その会社ではコロナ禍ということもあり、テレワークが推奨されていました。

しかし、うまく機能しておらず、同僚や上司とのコミュニケーション不足から業務が思うように進まないことが多々ありました。

 

業務が進まない中でも、要求されることは多くなり、仕事は溜まっていく一方でした。

 

次第にストレスが溜まっていき、ある日限界を迎えてしまったのです。

 

「もうダメだ・・・」

 

1度目を見ている妻に、再度促されて病院に行きました。

 

「適応障害」と診断され、またしても退職することとなりました。

現在

現在の私は、2度目の「適応障害」も回復し、個人の税理士事務所に勤めています。

 

今回の転職に関しても、やはりエージェントの方に相談に乗っていただきました。

 

今後は、もう一度税理士として自分の人生を歩んでいきたいと考えています。

皆さんに伝えたいこと

今回は私の体験談をお話しさせていただきました。

 

読んでくださった方がどのように感じたのかはわかりませんが、

最後にどうしても伝えたいことがございます。

 

それは、タイトルの通り

「心の病になる前に転職を」

です。

 

私の場合は、周りの人や妻のおかげで、「適応障害」になりながらも転職活動を進めることができ、実際に内定をもらうことができました。

 

特に転職エージェントの担当の方には、本当に親身になってくれて次の就職先を探してくれました。命を救っていただいたといっても過言ではありません。

 

もしも周りの人達の支えが無ければ、もしも転職エージェントに出会えなければ、そのまま鬱病となってしまい、働けなくなっていたかもしれません。

 

心の病にかかってしまうと、自力ではどうするできません。

働けなくなってしまってからでは遅いのです。

 

自力で動ける内に、転職活動を始めることを強くお勧めします。

 

どうか私のようにはならないでください。

 

私のようにならないために、このブログの情報や専門家の力を借りてください。

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